スマレジ社員のゆうです。
今回は問い合わせの多いシリーズです。
よくあるのが、「複数購入いただいた商品の中から1点だけ返品返金したいとお客様から言われるけど、取引履歴からキャンセルすると取引全体がキャンセルになるから、1点だけのキャンセルができない」というものです。
この場合、一旦取引を取消して、該当商品を除いた取引を立てなおすという操作もできます。
しかしながら、取引を立てなおすという操作と、前日の取引の場合に既に締めているので、売上が変わるのが困るといった場合に締め日を変更したりだとか、工数が増えたり手間が生じます。
そこで、今回ご紹介したいのが、「返品販売」という機能です。
どういったものかというと、販売業務画面のオプションで返品販売を選択し、キャンセルしたい商品を選択すると、マイナスで金額が表示されるので、そのまま取引を立てることで、返品返金分が取引履歴にマイナス計上されます。
これにより、スマレジ上では、選択した商品の金額分は返金しましたよという履歴になります。
また、返品販売した商品の在庫も戻るようになります。
なお、いくつか気を付けるべき点があります。
①返品販売は完了済みの取引に紐づけはできない。
文字通り、元々の取引と返品販売の取引は紐づいていないので、どの取引に対する返品販売だったのかという履歴が残りません。
履歴に残したい場合は、メモを使って取引IDなどを記入していただくこととなります。
②電子マネー決済の返品販売
電子マネーでは返金処理ができないため、返品販売を使う際は現金で返金処理を行うこととなります。
③1つの取引で現金とクレジット、その他支払いを併用した場合の処理
この場合、お釣りを返すか返さないかが焦点になります。
・現金については、金額を入力せず処理する。
・クレジットや商品券・ギフト券などはお釣りを出さない(ギフト券をそのまま返すイメージ)のため、マイナスで金額を入れて処理する。
※例えば、2万円の商品を現金1万円、クレジット1万円で会計し、その後返品があった場合、現金は金額未入力、クレジットはマイナスで1万と入れてチェックアウトする。
返品販売については、ヘルプページも用意しておりますので、ご参照ください。
https://help.smaregi.jp/hc/ja/articles/202423826
本日はここまで!